セキュアブラウザについては、以下の資料もご参照ください。セキュアブラウザをBYODで利用した際の活用事例をご紹介しています。
コロナ禍や働き方改革により、テレワークを導入する企業が増えてきました。そこで、オフィス以外の場所でも仕事をするためのさまざまなアクセス方法やツールが提供されています。よく話題になっているのは、リモートデスクトップやVPNです。この2つと比較すると、セキュアブラウザは利用できる機能が制限されるため、広く利用されているとはいえないかもしれません。しかし、セキュアブラウザにはほかの方法にはないメリットがあります。
今回は、セキュアブラウザの仕組みやメリット・デメリット、活用シーン、選ぶポイントなどを紹介します。
セキュアブラウザはWebブラウザの一種です。しかし、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどの一般的なブラウザとは異なり、無料で配布されているものではありません。ビジネスのためのセキュリティが強化された、セキュリティツールに近い役割があります。特に不正アクセスや情報漏洩の防止に強く、Webサイトへのアクセス制限や、ファイルのアップロード・ダウンロードの制限もできます。
ブラウザなので、Windows PCだけでなく、MacのPCやスマートフォン(iOS、Android)などからも利用でき、オフィスとは異なる端末を使うリモートワークでも便利です。最近ではリモートワークに限らず、社内で業務用のブラウザとして使われることもあります。
セキュアブラウザには、次のような機能があります。
リモートアクセスやセキュリティリスクについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。
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セキュアブラウザを導入するときには、どのようなポイントで選べばよいのかを紹介します。
実際にセキュアブラウザを活用している事例を3つ紹介します。
大手ディスプレイデザイン会社では、私物のタブレットやスマートフォンを利用する社員が増えてきたので、セキュリティに不安を感じるようになりました。そこで2011年に「ITによるワークスタイル変革」プロジェクトを立ち上げ、私物の端末をBYODとして認可し、CACHATTOのセキュアブラウザを導入しました。
CACHATTOのセキュアブラウザには、メールなどのよく使うアプリケーションの利用、Webシステムとの連携、サーバーにあるファイルの閲覧など多様な機能があり、端末に閲覧情報を残さないところがポイントです。また、1ユーザーにつき4つの端末で利用ができる点も採用の決め手です。
参考:CACHATTO導入事例 株式会社乃村工藝社様
大手飲料メーカーでは、2011年に「営業現場の生産性向上」を目的として営業現場にiPadを導入しました。これは、質的にも量的にも営業現場の生産性向上に大きな役割を果たしています。iPadにはCACHATTOのセキュアブラウザが導入されており、ユーザビリティだけでなくセキュリティ面でも安心して使えるようになりました。
iPadは持ち運びやすく、起動が速くて操作もしやすいので、提案書・商品カタログ・顧客情報などのデータ共有、メールチェック、日報作成など、さまざまな業務が可能です。iPad導入による業務効率化で生まれた時間を顧客対応に充て、「お客様訪問時間の創出」につなげています。
参考:CACHATTO導入事例 アサヒビール株式会社様
大手生命保険会社は、本国内に留まらず世界一の安心を提供することを目指し、高いセキュリティが求められます。そこで、2014年に社外からのメール、スケジュールの閲覧手段としてCACHATTOを導入しました。メール本文だけでなく、添付ファイルも端末に保存できず持ち出しも出来ないため、安心して効率的に業務が可能になりました。さらにマルチデバイス対応ということで、私物端末を利用するいわゆるBYODの活用においても、特に外回りの多い営業スタッフから喜びの声があがっています。
参考:CACHATTO導入事例 日本生命保険相互会社様
リモートアクセスを実現するツールはいろいろありますが、セキュアブラウザは、さまざまな端末やOS環境で利用できるため、モバイルワークに向いています。利用できるアプリケーションが制限されることもあるため、業務内容によっては物足りない場合もあるかもしれません。しかし、必要なアプリケーションに対応していれば、「モバイル端末から使いたい」「BYODで利用したい」など、セキュアブラウザの活用機会は多くあります。ネットワークへの負担も少ないので、うまく利用すれば業務効率化にも役立つでしょう。
「CACHATTO SecureBrowser」は、安全なリモートアクセスを実現する「CACHATTO」シリーズのセキュアブラウザです。利用する端末を特定でき、閲覧情報を端末に残さず外部に持ち出せない仕組みで、安全に利用できます。また、メールやスケジュール、社内で利用しているWebシステムの利用や、Officeファイルの編集もでき、便利な機能が多数搭載されています。11年連続国内シェアNo.1、累計導入数1,500社以上(※2022年2月時点)という高い実績で、幅広い業種で使われています。詳しくは以下をご覧ください。
CACHATTO SecureBrowser(カチャット セキュアブラウザ)製品紹介
ほかにも、リモートデスクトップ、セキュアワークスペースなどのさまざまな製品を用意しており、自社に合わせた方法を選ぶことができます。詳しくは以下をご覧ください。
このほかのセキュアブラウザの実際の活用事例を知りたい方は、以下の資料もご覧ください。BYODでのセキュアブラウザ利用も併せてご紹介しています。
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