CACHATTOが、わが国で最も長い歴史を持つ生命保険会社のコミュニケーションと意思決定を加速している

明治安田生命保険相互会社様
  • 金融・保険
  • 従業員数 10,001名以上
  • CACHATTO SecureBrowser
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お話を伺ったご担当者様
  • 情報システム部ネットワーク基盤グループ
  • 主席スタッフ 湯浅 慎司様
  • 主席スタッフ 伊藤 欣広様
  • スタッフ 平田 泰之様
  • スタッフ 阿部 祐也様
  • 携帯リモートアクセスを推進してきた矢先に製品サポートが終了、後続製品選定を迫られることに
  • "携帯リモートアクセス"に加え、"役員モバイル"と"パンデミック"、一石三鳥の働きが採用の決め手に
  • 投資対効果だけではなく、IT部門の管理コスト削減効果にも期待を寄せている

先駆的に導入した携帯リモートの後継にCACHATTOを採用

「新しい取り組みに慎重な印象があるかもしれませんが、生命保険業界はモバイルをかなり積極的に追求しているんです」と話すのは、情報システム部ネットワーク基盤グループの湯浅慎司 主席スタッフである。2004年度に本格的な携帯電話向けのリモートアクセス基盤を、導入していたのだから、十分、進取の気性に富んでいると言えるだろう。明治安田生命が、こうした新しい試みを取り入れたのは、外出しがちな役職者に社外からメールの送受信とスケジュール確認をできるようにするためだった。 ところが、採用したその製品は開発元の事情でサポート終了となり、後継製品の選定を迫られることになった。2010年春のことだった。

お話を伺ったご担当者様
  • 情報システム部 ネットワーク基盤グループ
    主席スタッフ 湯浅 慎司様

思いがけず基盤製品の変更を余儀なくされたこともあり、明治安田生命の情報システム部は、後継製品の選定に慎重を期した。これまでにできていたことができるのはもちろんだが、機能面でも、対応するプラットフォームの多様さにおいても、モバイルが進化した分、要求のハードルは高くなった。費用対効果も重要だが、責任もって長期にわたって供給され続ける製品を選ぶことはもっと重要だ。それだけに、実績の多さや成長性、開発元の技術開発力や信用力の評価も必要となる。多くのポイントを意識し、様々な候補をリストアップし、厳格に審査を進めた。そうして選ばれたのがCACHATTOだった。

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  • 情報システム部 ネットワーク基盤グループ
    主席スタッフ 伊藤 欣広様

採用を決めた2010年6月末からほどない、8月初旬、CACHATTOを使ったトライアルがスタートした。様々な種類の携帯電話端末、とりわけスマートフォンの利用率が高まっている中で、およそ1,000人ものユーザーを対象にした移行作業は慎重に進められた。それでも、年末までに新システムへの移行は完了した。その名が示すCACHATTOの導入の容易さを物語っているといえよう。

端末利用イメージ

"一石三鳥の働き"を期待されたCACHATTO

複数の候補が挙った中で、なぜCACHATTOが選ばれたのか。携帯電話向けの基本的なリモートアクセス機能だけでは選定ポイントにならなかったと、湯浅氏は言う。「基本的なメールの送受信やスケジュール確認に限れば、決め手となるほどの優劣の差はありませんでした。CACHATTOを選んだのは、単体で三つの課題に対応できることがわかったからです。トータルで見たコストパフォーマンスが優れていて、私たちの管理コストも抑えられることを評価しました」(湯浅氏)。CACHATTOに期待された明治安田生命にとっての"一石三鳥の働き"とは、次の点に関するものだった。

お話を伺ったご担当者様
  • 情報システム部 ネットワーク基盤グループ
    スタッフ 平田 泰之様
  • 既存システムをセキュアに発展・進化させた新しい携帯リモートアクセスプラットフォームとして
  • いつでも役員がすばやく意思決定できるようにする、新たなモバイルアクセスプラットフォームとして
  • パンデミックや震災に備える自宅から使えるプラットフォームとして

これらの課題への対応は、当初別々に進んでいたのだが、その優位性が高く評価され、最終的にはCACHATTOに一本化された。「CACHATTOのiPadでのデモンストレーションは、非常に印象的ですばらしいものでした。国内では発売されて間もなかったiPadが既に実用化されたデモを見て、これが決め手になりました。その後、e-Janネットワークスさんと協議を重ねてCACHATTOでそれぞれの課題がクリアできるのではと考えるようになりました」と湯浅氏は振り返る。

お話を伺ったご担当者様
  • 情報システム部 ネットワーク基盤グループ
    スタッフ 阿部 祐也様

携帯アクセスも、役員モバイルも、パンデミックもCACHATTOにおまかせ

今、明治安田生命の役員の間で、CACHATTO採用に合わせて導入されたiPadが大活躍している。経営の見える化が進んだことで、経営が見なければならない情報は増えた。PCより軽く、薄く、素早く起動し、何より直感的に使えるiPadは、多忙な役員にとって、外出や出張、休暇の際に手軽に使えるホットラインになった。それまで自宅で使うためのシンクライアント端末を配布していたが、iPadなら平日・週末を問わず、移動時間の合間にも使えると好評だ。CACHATTOが実現したiPadによるリモートアクセス環境は、明治安田生命の経営判断のスピードアップにも一役買っている。

端末利用イメージ

CACHATTOに移行したことで、利便性が大いに高まった。これまでの携帯電話向けのリモートアクセスでは、受信メールの閲覧や返信には不自由しなかったが、社内のアドレスデータを参照できなかったので、メールの送信時にメールアドレスがわからず困ることが多かった。メールの添付ファイルも当然のように開けなかった。CACHATTOの導入によって、これらは解消された。社内アドレスデータを直接参照できるし、携帯電話からでもメールの添付ファイルをデータを残すことなくセキュアに閲覧できる。「オフィスにいるのと変わりなく-」の領域にぐっと近づいた。

2009年の新型インフルエンザ流行以来、明治安田生命でもパンデミック対策を進めている。その一環として、出勤困難になった従業員が、自宅から社内システムにアクセスし、必要な業務を、安全かつ滞りなく進めるための環境準備を検討している。CACHATTOなら、新たなVPN網への投資も運用コストも必要ないし、自宅PCのローカル・ドライブにデータを残さず業務ファイルを閲覧、編集ができ、ファイアウォールのポートを新たに開ける必要もない。コスト面だけでなく、セキュリティ面でも安心である。東日本大震災を経た今、新しい働き方への環境の準備が整ったことの価値はとても大きい。

明治安田生命保険相互会社

2004年に明治生命と安田生命が合併して誕生した生命保険会社。創業1881年を誇るわが国初の生命保険会社でもある。保有契約高210兆4,859億円(2011年3月末日現在)、契約者数6,243,935名(2011年3月末日現在)を誇り、健全性指標においても最高レベルの水準を保っている。
コーポレートマークには、「思いやり、優しい心、そして、お客さまの立場にたった温かいサービス」を通じて「新しい生命を包みこむ優しいゆりかご」のように、お客さま一人ひとりをお守りしたい、という同社の願いが込められている。

明治安田生命保険相互会社様

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