2022年 CACHATTOユーザー会 開催の様子
2022年11月25日に、3年ぶりとなるCACHATTOユーザー会をオンライン開催し、計131名の方にご参加いただきました。
主にCACHATTOのお客様・社内管理者様へ向けて、運用の参考となる情報提供、当社のテレワークへの取り組みのご紹介、特別講演にてコンサルタントの立場としてテレワークをいかに推進するかのご紹介、今後のCACHATTO製品のリリース計画・未来像も含めて発表させていただきました。
当日の様子をハイライトでご紹介します。
開会の挨拶
2020年のコロナ第一波時の当社の対応について共有をさせていただきました。日本全体における、コロナ禍のテレワーク率推移を紹介しつつ、当社としての製品の機能強化について共有をいたしました。
特別講演:言葉だけのリモートワークからの脱却〜成功する企業が持つ、IT部門がリードする意識とポイント〜
ネクストリード株式会社 代表取締役 小国 幸司 氏
厚生労働省テレワーク関連事業での講師、総務省認定テレワークマネージャー、日本テレワーク協会の部会長などを歴任された小国氏から、テレワークの導入を進める際の阻害要因やテレワーク定着のためのポイントをご講演いただきました。
主催者発表:e-Janネットワークスのテレワーク体験談
2017年から3年をかけ、社内にテレワークが定着するよう働きかけてきた過去の実際の道筋を共有いたしました。特に、なかなかテレワークが定着せず、社外の様々なテレワークイベントも活用しながら苦労して普及を推進した点、またそれらの活動が後に評価され、東京都から「スムーズビズ推進大賞」を頂いた点について、当事者としてリアルなお話をさせていただきました。
主催者発表:これからのCACHATTO
「PCテレワーク普及で顕在化した問題点」「Microsoft 365の台頭でスマートフォン利用形態が変わってきたことにより顕在化した問題点」を踏まえながら、それらを解決する当社としてのご提案、直近のリリース計画、未来の進むべき方向を提示させていただきました。また、CACHATTOで実現するゼロトラストモデルについてもご紹介させていただきました。
主催者発表:CACHATTO SecureContainer+CACHATTO Private Connect
PCテレワークの各種問題の解決策として、「CACHATTO SecureContainer(セキュアコンテナ)」と2022年10月にリリースした「CACHATTO Private Connect」の組み合わせで、どのように業務が変わるのかをご紹介させていただきました。「DaaSやVDIを利用」「リモートデスクトップを利用」「支給PCでリモートアクセスVPNを利用」「管理外PCにて機密情報を利用」などの場合に、どのような解決策があるかを事例とともに提示させていただきました。
主催者発表:2020年代にフィットするSecureBrowserのカタチ
CACHATTO SecureBrowserが「あなたの秘書になる」コンセプトを体現する「CACHATTO Home」構想を、実際を模したデモンストレーションと共に提示させていただきました。これらの内容は目下開発中であり、2023年春リリース予定となります。今回の発表は見送りましたが、さらに「秘書」としての役割を強化する関連機能実装を今後予定しております。
リアルタイムアンケート
お客様のテレワーク状況についてご回答いただきました。また当社がこれからリリースを計画している機能についての、「CACHATTO リモートデスクトップの新提供形態」「工場・ATM向けにメンテナンス操作が自動録画されるリモートアクセス製品」「Splashtop for CACHATTO Streamerの検討中機能」について共有させていただき、ご興味・ご感心の程をご回答いただきました。
大抽選会
3年ぶりとなる今回も、CACHATTOユーザー会には欠かせない大抽選会を実施させていただきました。くじで名前を呼ばれたお客様にはZoomの挙手機能でレスポンス良く対応いただき、軽快に進行できました。ご協力ありがとうございました。
参加者のご感想
- 痒い所に手が届くソリューションがリリース予定とのことで大変期待をしております。
- 自宅のPCで業務が出来るソリューションが更に進化する事を期待します。
- CACHATTO Private ConnectとCACHATTO SecureContainerのセットは興味深かったです。
- CACHATTO SecureBrowserの更新版は動作が軽くなるようで期待しております。
- リモートワークが普及すると、そういったことを実現するツールに対する要求もより細かいものが増えていくんだなと感じました。
- 全てが便利に利用しているユーザーだけではないと思いますので、良い点、不便な点も踏まえた実用例なども共有して欲しい。
今後とも情報発信力の強化を図り、お客様のご意見を頂戴する機会を増やすことで、製品・サービスをよりお客様のニーズにフィットしたカタチに変革してまいります。