3/1のブログ『リモートワイプの過信は禁物 [ITpro Active記事より] 」』では、
リモートワイプ機能の弱点について取り上げました。

今回はその続編として、
CACHATTOの機能を利用して、リモートワイプに依存せずに企業情報を守る仕組み
をご案内します。

一般的に、端末紛失時には、管理者が紛失者からの届けを受けて、
MDMのリモートワイプ機能(端末内のデーターを遠隔で消去)を実行します。


▲リモートワイプ機能の仕組み

様々な理由で、データー消去が失敗する可能性があります。

また、BYODで端末が私物であった場合、ユーザーは個人の電話帳や写真なども
同時に消去されてしまうことを懸念。端末が発見されることを期待し、
紛失届の提出をためらう傾向があります。


▲CACHATTOのローカルワイプ機能の仕組み

CACHATTOでは、アプリ(CACHATTO SecureBrowser)のロック解除に
管理者が設定した回数以上失敗すると、アクセス権限を抹消(アクセスに必要な設定情報を消去)します。

CACHATTOは端末にデータを保持しておらず
さらにアクセス権限をローカルワイプすることで、
BYODにおいても高セキュリティを維持することができます。



(関連ブログ)
・CACHATTO V5.0 R1の新機能(その4)MDM(1):アプリロックの強制適用 (2013/01/18)

・CACHATTO V5.0 R1の新機能(その4)MDM(2):Android端末向けMDM機能

以上