(2009/11/02 18:58)
Pull型とPush型の利点を両立するための新着通知メール
今回は、CACHATTOの便利機能として「新着通知メール機能」をご紹介します。
通常のウェブメールやスケジュールは、インターネットを利用して一度
ログインしなければ、社内のメールを読んだりスケジュールを確認したり
することができません。このような仕組みを「Pull型」と言います。
Pull型に対してメールの情報をそのまま携帯電話に転送したり、定期的に
最新メールの同期をとったりする仕組みを「Push型」と言います。
Pull型の場合、いつ自分に届いているかかわからないメールを、自分から
ログインしないと見られないというのでは不便な上、せっかくログインしても
空振りすることもあり、次第に使われなくなることがあります。
Push型の場合、手元にメールが届く便利さはあるものの、端末の盗難や紛失に
よる、情報漏えいのリスクがあるために、セキュリティ意識のある企業には
採用が見送られています。
CACHATTOは、このPull型の弱点を補うために、メールサーバーに新着の
メールが届いたことを、ユーザーの携帯メールアドレス宛にメール通知する
「新着通知メール機能」を実装しています。
新着通知メールを利用することで、Pull型の利点である端末に情報を残さない
安全性と、Push型の利点である、届いたメールをリアルタイムに確認できる
利便性、即時性とを両立させることが可能です。
新着通知メール機能イメージ
? CACHATTOは、メールサーバーに新着のメールがあるかを確認します。
? 通知条件※1に当てはまるメールのみ、携帯メールアドレスへ新着通知メールを送ります。
? ユーザーは表示されたURL※2をクリックし、ログイン認証後、本文を表示します。
(※1)通知条件設定によるフィルタリングをすることで、すべてのメールが通知
されるのではなく、条件に合ったメールが届いた時のみに制限できます。
全メールが送られてくるPush型と違い、ユーザーにとって煩わしくありません。
例えば、「自分のメールアドレスがToに含まれるメールだけを通知する」と
設定しておけば、CcやBccで届いたものは通知せず、Toに自分のメールが含まれる
もののみが携帯電話に通知されます。あるいは、件名の部分一致で「重要」などの
特殊なメールのみを通知させることができます。
(※2)新着通知メールの中身には、本文参照のためのURLや送信者、件名などを記載
することができますが、その範囲は、管理者が管理画面から設定できます。
(ご注意)
新着通知メールは、CACHATTO for SoftBank、CACHATTO miniではご利用いただけません。
あらかじめご了承ください。
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カテゴリー: 4.CACHATTO機能紹介
投稿者: MPG